【仕事への考え方がバラバラ】職場の生産性を高めるには?

生産性の疑問

 職場の生産性を高めるには、
『個人個人の判断に任せっぱなしにしない』
『会社から、上司から現場へのメッセージ発信』が大切であるように思います。

 皆さんの職場では、仕事の進め方は個人の判断に任せられることが多いですか?私が今働いている職場は、どちらかというと個人の裁量権によるところが大きいです。そのため、月の残業時間が36協定を超えてしまうのではないかと心配になる人、定時で帰る人など様々な人が存在します。現在、ありがたいことに、職場には日々たくさんの案件を頂いているため、どのようにしたら、職場の生産性を高めていけるかについて考えてみたいと思います。

同じ仕事内容でも、たくさんの時間を費やす人、定時までに仕事を仕上げる人など、職場には様々なタイプの人が存在します。たくさんの時間を費やす人は、そもそもの仕事のペースが緩やかな人かもしれませんし、丁寧に仕事を進めるタイプの人かもしれません。又は、自分が納得するまで完璧に仕上げたいと考える人かもしれません。逆に、限られた時間内に仕事を仕上げる人は、仕事のペースが早い人かもしれませんし、仕事は6割~8割程度でいったん仕上げるものだと考える人かもしれません。

 同じ職場のなかにも、仕事への考え方・取り組み方が様々なタイプの人が存在します。そのため、人によって生産性にバラツキがでてきます。例えば、Aさん、Bさんそれぞれに、担当する案件が50ずつあるとします。案件は同じ量であるはずなのに、Aさんは定時で仕事を済ませていますが、Bさんは毎日2時間残業をしているとします。この場合、生産性が高いのはAさんですが、なぜ、Bさんは残業をすることになるのでしょうか?

 一つには、冒頭にも記載しましたように、仕事に対する個人個人の考え方の違いが大きいです。仕事に時間を注ぎ込めばこむほど、仕事の質が上がることもあると思います。ですが、会社として『一定の線引き』は必要であるようにも思います。なぜなら、会社としてはこれから人手不足が深刻化していく中、限られたメンバーで仕事を回し、売上げを達成する事がますます大切になってくるからです。

 『一定の線引き』については、働く業種や内容により一概には難しいこともあります。だからこそ、個人個人の判断に任せっぱなしにせず、会社が、例えば部署ごとに生産性を測定する機会を定期的にもうけたり、仕事の案件ごとに求めるレベルを発信し続けることや、直属の上司が、時間管理をこまめに行っていくことが重要になります。そのこまめなコミュニケーションが、生産性を高める第一歩であるように思います。

【まとめ】
◆仕事への考え方がバラバラな場合、職場の生産性を高めるためにできることは?
 *仕事の案件により、『一定の線引き』をもうけること。
 *仕事の完成度を『個人個人の判断』に任せっぱなしにしないこと。
 *会社から、上司から、働く人へ『仕事についてのメッセージ』を定期的に発信をすること。

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